むくみの話

なかよしやっきょくさんの写真

写真はアケビです。患者様が、お散歩途中に出会ったアケビをたくさん取ってきてくださいました。アケビは白い実の中に黒い種がたくさん入っている果物。

中の実は食べられるのは皆さんよくご存じだと思うのですが、アケビの白っぽい皮はお料理して食べられることご存知でしたか?おナスみたいにお料理できるようです。さっと湯がいてあく抜きをして、甘辛くお味噌などで炒めたり、肉詰めにしてフライにしたりできるのこと。私も今回やってみようと思います。

それから、実はアケビは立派な生薬で、漢方薬にもたくさん含まれています。それは実ではなくて、つる性の茎です。茎を輪切りにして乾燥させたものが「モクツウ」という生薬で、利尿作用があり、むくみに効果があります。また、炎症を抑える作用があるので、鎮痛薬や、子宮内膜炎、膀胱炎にも使用されます。つるや葉を乾燥させてお茶にして飲むこともできます。今回ちょっと葉っぱもついたのをいただいたので、洗ってから干してみようと思います。

そんなアケビにちなんで、今回はむくみの話をしたいと思います。

 女性は生理前から生理中にかけてむくみを起こす人、妊婦さんもむくみが多いですね。それはホルモンバランスの関係。

 立ちっぱなしや座りっぱなしの体勢が続くと足がむくんでくるという人は、重力の関係で下に水が溜まります。筋肉を使って動いていると、筋肉の運動によって足の水分は上にあげられるのですが、じっとしてるとどうしてもむくんでしまいます。筋肉量の低下はむくみの原因になりますので、運動不足や、加齢による筋肉の衰えで足のむくみは出やすくなると考えられます。

 お酒をたくさん飲んだり、塩分をたくさんとると次の日の朝、顔などのむくみが激しいということがありますが、それは寝ている間にからだ中の塩分などの濃度を薄めるために水分が分配されるからです。それは日中に活動しているうちに改善します。気を付けたいのは心臓や腎臓の病気、薬の副作用によるむくみです。日常生活を続けていて、全く治らないむくみは、お医者様に相談するようにしましょう。

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