Archive for お薬に関するつぶやき

秋風邪に注意

なかよしやっきょくさんの写真

秋とは言え台風の影響で相変わらず暑い、9月中旬となっております。暑さ寒さも彼岸までということで、秋分の日を楽しみに過ごすことにしましょう。おかげさまで薬局のゴーヤのグリーンカーテンは相変わらず元気で、まだ5・6個の実をぶら下げています。昨日、窓を内側から見ると、前に見た時よりかなり成長したヤモリがぺったりとくっついていました。今朝にはつがいで薬局の中に侵入していて、薬局スタッフにやさしく外に連れ出されていました。手を大きく開いて、しがみついている姿は可愛らしいですね。苦手な方、ごめんなさい。
さて、東京のほうではすでにインフルエンザによる学級閉鎖が出たとのこと、早いですね。皆さんの身の回りは、咳をしている人が多くありませんか?
私の息子はのどが痛いと言っておりますし、薬局にも風邪の患者様がちらほらやってくるようになりました。そんな私も疲れがたまると咳が出ます。
秋風邪というのは夏風邪と同じように割と長引くそうです。日中はとても暑いので疲れがたまってしまうのでしょうね。体力が低下するとウイルスはなかなか減りませんので、体力の回復に努めましょう。よく眠ることが第一ですが、体を冷やさないように、できるだけ温かいものを飲食するようにしてください。
今は台風の影響で空気が湿気を含んでいるところもあると思いますが、基本的に秋には空気が乾燥してきます。日中湿度が高くても気温が下がる夜には結露となって流れていきますので、次の日中は相対湿度が前日に比べると下がります。空気が乾燥するときはウイルスが元気になるときです。
逆に湿度が下がると人の粘膜は乾燥して、バリア機能が下がってしまいます。ウイルスが入ってきやすい状況を作ってしまうため、風邪やインフルエンザに感染しやすくなるのですね。皆さんがお疲れになって空気が感染してきているこの時期、インフルエンザが流行しだすと厄介です。
秋風邪、体力低下に気を付けて、無理しないようにお過ごしくださいね。

秋の野草

なかよしやっきょくさんの写真このところ、朝夕の気温がぐっと下がって秋めいてきました。昨日岡山県の美咲町というところにある棚田に薬草を見に行ってきたのですが、そこできれいに実ったホオズキをいただき、薬局に干しています。ドライフラワーにできるそうです。
後ろは夏の名残のグリーンカーテンですが、前にホオズキが飾られることでぐっと秋らしくなりました。
ホオズキの実は食べられることを前から聞いておりましたが、昨日初めて食べることができました。種がない、不思議なすっぱい果実という感じで、思ったよりとてもおいしかったのでびっくりでした。ホオズキは根と全草を乾燥して薬用にできるそうで、昔から、咳止め、解熱、利尿剤として使われていたようです。ただ、妊婦さんには堕胎の作用が出るようで、使用できません。
棚田周辺には、クズ、オミナエシ、ハギなどの「秋の七草」の野草が見られました。秋の七草にはほかに、ススキ、フジバカマ、キキョウ、ナデシコがあります。それぞれが食用もしくは薬草として使用されてきたものです。クズの花は葛酒にして使われます。肝機能の改善効果があるそうで、根は良質なでんぷんを含むのでくず湯や葛根湯に使用されています。オミナエシは全草を乾燥させて煎じることで鎮静、消炎作用が、ハギは女性特有ののぼせ症状などに良いそうです。フジバカマはつぼみのころに全草を乾燥させ、利尿、黄疸、通経に使われるそうです。キキョウは咳止めなど、ナデシコは通経、消炎、利尿などに使えるそうです。身近な植物ですので、少し探してみるのも楽しいと思います。
秋の七草の写真はこちらのページにたくさん載っていました。

国体壮行式に行ってまいりました。

なかよしやっきょくさんの写真

なかよしやっきょくさんの写真

昨日の事ですが、第72回国民体育大会、愛媛国体の岡山県選手団の第一弾の壮行式がありました。弓道、水泳、カヌーの選手とコーチ、監督の皆様が出席されていました。
なかよし薬局の中山が、岡山県薬剤師会アンチ・ドーピング小委員会の一員として参加し、アンチ・ドーピング講習を行ってまいりました。
JADA公認スポーツファーマシストの資格を持っておりますので、このような機会に恵まれてとてもうれしく思います。
昨年の岩手国体でははじめて国体でドーピング検査陽性の選手が出てしまいましたので、それについても詳しくお話しさせていただきました。
優勝候補の選手もいらっしゃいますので、緊張いたしましたが、皆さんの真剣なまなざしのおかげで、最後までお話しすることができました。
ドーピングゼロで、いい成績で帰ってきてくださいね!

夏の終わり。夏の疲れ。

なかよしやっきょくさんの写真

日中は暑いですがもう秋ですね。8月最終日、宿題に追われる子どもたちをよそに、私は空を見上げて秋らしい雲を見るのが好きです。天高く、馬肥ゆる秋。すがすがしい気持ちになります。
ところで、今年の夏はとても暑い夏でした。今日も「いつまでもあちいなあ」と言って帰られる患者様もちらほら。異常に暑い夏を過ごすとお盆明けから夏バテが始まります。夏バテは夏の疲れと、朝夕の温度差で自律神経が追い付かなくなることで起こります。
疲れという形で免疫力が落ちるとウイルスや菌に感染しやすくなり、夏かぜになったり、膀胱炎になったりします。また、疲れが取れていないと熱中症になりやすくなることもあります。胃を悪くしてしまう方もこの時期多いです。
夜になると気温が下がるこの時期、体が冷えるとさらに免疫力が低下するので、夜にはちゃんと毛布などを準備してお休みくださいね。窓の開閉はこまめに。
熱中症はいろんな形で現れます。頭痛、だるさ、そして足がつる、こむら返りなどの筋肉のけいれん。明け方のこむら返りはとても痛いですよね。なかよし薬局ではまだ経口補水液のOS-1が良く売れていきます。
熱中症に必要なものは水分とミネラル。筋肉伸縮運動に必要なカルシウム、マグネシウムや亜鉛などのミネラルを、塩以外にも摂るように気を付けましょう。海藻や貝類などの海のものを取られるのが一番いいですが、にがりの入った塩を使ったり、地中のミネラルをしっかり吸い上げた、野草などを取り入れられるのもいいと思います。
しっかり睡眠をとって疲れをいやして、これから始まる、スポーツ、食欲、読書などの楽しい秋に備えてください。

熱中症と鼻かぜ

なかよしやっきょくさんの写真朝少し涼しくなってきたと思いきや、すごい湿気で蒸し暑い日が続いていますね。こんな天気で元気なのは夏野菜の苗。なかよし薬局の西側のグリーンカーテン、ゴーヤの苗はとても元気で、写真のようなゴーヤの実をこのところ毎日収穫させてくれます。何週間か前、「雌花が咲かない」と言っていたのですが、苗がある程度の大きさにならないと咲かなかったのですね。知らないうちに奥の方で開花して、たくさんの実りを与えてくれています。スタッフと分け合って美味しくいただいています。
さて、今日はなんだか鼻かぜの患者様が多いので、タイトルに書かせていただきました。熱は微熱程度で、熱中症かなと思っていたら鼻水が出てきた。ということで受診される方が多いように思います。

鼻水をとめる漢方薬、咳が出る人には咳を和らげる薬が、頭痛がひどい人には頭痛薬が処方されることが多いです。

熱中症の場合も、熱が出ることがありますし、頭痛や吐き気を伴うことがありますが、やはり風邪を引いても熱が出たり頭痛したりします。どうも今日お越しの患者様はどちらもミックスされているような感じで、水分と塩分をしっかりとって休んでくださいというアドバイスをさせていただきます。血圧の高い方には、塩分とは言わずに、ミネラルを取ってくださいと申します。塩でも海の水からとったもの、カリウムを多く含むものを使うようにしてください。塩に含まれるナトリウムを、カリウムというミネラルが外に出してくれますので、血圧が上がりにくい塩になります。

熱中症で体力が低下していると風邪のウイルスも感染しやすいので、暑さがかなり長引いた今頃に、風邪が流行ってくるのでしょうね。暑いだけで体力を消耗しますからね。

エアコンで体が冷えすぎることも良くないでしょう。夜は暑いのですが、できるだけエアコンの温度は高めに、もしくは窓を開けて寝られるところでしたら開けて、扇風機の風も直接当たらないように、上手に使用しながらきっちり休むようにしてくださいね。

お盆休み、不安ですか?

なかよしやっきょくさんの写真

 台風一過でしたね。現在、台風5号は温帯低気圧となり、まだ東北の方で停滞しているようですが、被害にあわれた皆様にはお見舞い申し上げます。台風が上陸する前は、岡山は直撃ルートだったのですが、結局東にそれていき、降雨量も風も恐れていたほどではなかった、晴れの国岡山です。写真は台風が過ぎた後に見えた太陽光です。まだ水滴の残る車のサイドミラーに、きれいに映りましたので、写真を撮りました。
なかよし薬局は11日よりお盆休みに入ります。16日から通常営業します。大きな病院は変わりなくお盆も診療を続けておられるのですが、個人の病院は、お盆はお休みなるところが多いと思います。
「5日も休むの?その間に体調悪くなったらどうするの?」と尋ねられることが多いのですが、そうですよね、そういわれたらこちらも心配になります。
いつもの薬は早目にもらうなどの対応ができるのですが、急な体調不良やけがなどは心配になることが多いと思います。心配だと思うとますます調子が悪くなる人もいるでしょう。
調子が悪い時、この程度なら休み明けまで待ってから病院に行くべきなのか、救急車を呼ぶべきなのか、本人では判断できかねるときがあります。そんな時に相談できる人が居るといいですね。
家族が居たら家族に相談できますし、かかりつけ薬剤師をお持ちの方は連絡先を持っているので連絡がつくでしょう。かかりつけのお医者さんも電話で連絡がつくときもあると思います。たまに私のところにもお電話いただくのですが、どうしても処方せんの薬が欲しいと言われると…? なかよし薬局の地区では輪番と言って、交代で休みの日に開けている病院があります。そちらにまずかかっていただくようにお知らせして、お薬をお渡しできるようにします。私が遠方にいて対応できないときは開いている薬局をお知らせするようにしています。
お盆は家族が集まったり、お墓参りに行ったり、普段と違うことをしますので、いつもと違う体調不良が起きることがあります。十分気を付けてお過ごしください♪

怪我の患者様が多いです

なかよしやっきょくさんの写真

前の日曜に、念願の海水浴に行くことができまして、写真はその時に魚の群れを撮影したものです。スマートフォンで撮った写真なのですが、防水ケースに入れて、首から下げて水に入って撮影した割に綺麗に撮ることができました。日本海まで行くと、岩場の周りが楽しいですね。魚やイソギンチャクやウニがたくさんいて、見ているだけで楽しむことができました。

水の中にいるときはとても気持ちがいいのですが、何せ気温が体温に近いくらいの毎日が続いているので、うだるような暑さで疲れが取れません。

みなさまもおそらくそうだと思います。何をするにしても注意力が散漫になりがちなので、このところ、怪我をしてお越しの方が多いです。理由はいろいろで、手元がくるってしまったり、転んでしまったり、何かで手を挟んでしまったり。

いつもなら簡単にできたことができなくなってしまっていることがあります。大けがにならなければいいのですが、本当に暑いと体力がどんどん奪われてしまうので疲れやすくなり、夜もあまり眠れなければ日中眠くなってしまったり、集中力が続かなかったり、けがをするための精神的な要素が蓄積してきます。

なので、暑い時はいつも以上に気を張って、日中の仕事に臨むようにしましょう。また、お昼眠くなったら15分ほどお昼寝をされることをお勧めします。30分以上の長い昼寝は逆に疲れを出してしまうことがあるので、あまりお勧めしません。

暑い時にけがをしてしまうと、細菌が繁殖しやすく、傷口が化膿することもあります。けがで病院に行くと往々にして抗生物質(化膿止め)を出されるので、服薬してけがの治りが遅くならないように努めましょう。

夏の便秘と中性脂肪の増加

なかよしやっきょくさんの写真

写真はなかよし薬局の隣の病院にある、立派なノウゼンカズラです。毎年オレンジの大きな花を咲かせてくれています。熱帯を思わせる、夏らしい鮮やかな花は、暑い時に眺めると大変似つかわしく、暑さで疲れた私を癒してくれます。花がそのままぽろぽろ落ちている姿もとてもきれいです。

さて、暑くなってくると増えてくるのが、不思議と便秘の薬です。温かいからお腹の動きもいいはずなのですが、体から水分が抜け落ちて、便からも水分が奪われると便が固くなって便秘になることがあります。それで、便秘薬が追加される方が多いのではないかと思うのですが、ここで気を付けたいのは「酸化マグネシウム」というお薬です。比較的、優しい便秘のお薬で、便の中に水を引き込むため、便が柔らかくなって、力まなくても便が出やすくなるお薬です。しかし、体の水分が減っているときに、酸化マグネシウムが追加されてしまいますと、心配になるのが副作用です。血液中のマグネシウムの濃度が高くなってしまうと、高マグネシウム血症というものを引き起こします。それは、吐き気、めまい、立ちくらみを起こしたり、脈が遅くなったり、眠くなったり、体がだるくなったりという症状を伴い、あまり放っておくと意識がもうろうとしてしまうことがあります。特に高齢の方は心配です。

便が固くなったら、まずは水分不足を疑っていただいて、酸化マグネシウムが出されたら、しっかり水分を摂って服薬するようにしてくださいね。

また、6月から検査が始まり、中性脂肪が増加する人が増えてきました。夏は気温が高くて、体が体温を上げるために燃焼しなくても済むので、基礎代謝が10%ほど落ちます。それに加え、食べやすい麺やパン類など、すぐに脂肪に変わる食べ物が欲しくなります。その結果中性脂肪が増えてしまいます。さらに水分不足で血液がドロドロになってしまいますので、食べ過ぎないよう、水分を摂るように気を付けてください。中性脂肪だけでなく、体重ももちろん増えやすくなります。「夏太り」は「冬太り」より起こりやすいですよ。

アイスクリームの摂りすぎ、甘い飲み物の摂りすぎ、小麦粉製品の摂りすぎ、水分や野菜やたんぱく質の不足には、十分気を付けましょう。

 

植物の精油の話

 なかよしやっきょくさんの写真昨夜からようやく梅雨らしくなり、じめじめした季節になりました。
写真はそんな季節に清涼感を与えてくれるペパーミントの花です。私が車を停めている駐車場に群生していて、今は一斉に開花し、いい香りを漂わせてくれています。よくケーキなどに飾ってあるミントの葉ですが、あまりお花は見ることないですよね。白くて、見た目にも涼しげな花です。
せっかくですので、今日は精油の話をしようと思います。ペパーミントは、「ハッカ」と言いますよね。「ハッカ」はお口に入れたらスースーします。口の中が冷たくなった気分になりませんか?これはハッカの精油に含まれる「メントール」という成分の仕業です。
メントールは、冷たい湿布にも含まれているのをご存知ですか?いわゆる湿布の匂い。湿布を貼るとすごく冷たく感じますよね。でも実際の温度は下がってないのです。なぜ冷たく感じるのかというと、体の表面にある冷たく感じる神経を興奮させる受容体を元気にするからなのです。なので、実際温度を下げなくても、脳は「冷やされた」と思うんですね。
その逆で、トウガラシの精油成分「カプサイシン」を含む湿布は温湿布として使用されます。ぽかぽかしてくるのは、カプサイシンが温かいと感じる受容体を刺激するからなのです。それで血流も良くなって、温かくなります。そのままお風呂に入ってしまうと、熱く感じてひりひりすることがありますので、温湿布はお風呂の前は早目にはがしてくださいね。
ほかに、ラベンダーやカモミールの精油成分は、脳の中にあるGABA(γ―アミノ酪酸)の受容体を元気にします。GABA受容体はリラックスしたり、眠りを誘発する神経ですので、イライラしたときや、あまりたくさん眠れない方は、このアロマをお部屋で炊いて、お休みされるととても良いと思われます。
受容体に関連しなくても、ユーカリやティーツリーの精油には殺菌効果があり、風邪ひき予防に最適です。このように、植物の精油(アロマオイル)もいろんな効果がありますので、ぜひお試しくださいね。

夏かぜ・足つり流行中

なかよしやっきょくさんの写真

写真は昨年撮影したものですが、帰化植物のオオキンケイギクです。いろんなところで今の時期はたくさん咲き乱れ、コスモスみたいに風に揺れてとてもかわいらしいですね。道路沿い、土手沿いによく見かけます。

残念ながら帰化植物だから駆除対象ではあるのですが、ここまでなじんでしまえば、すでにこの季節の風物詩ともいえるかもしれません。

さて、タイトルにもある通り、今、風邪が流行っています。暑くてしんどいのに、なぜか喉が痛いというところから始まり、喉の痛みが治まりきらずに咳に変わり、咳が止まらなくなって眠れなくなって受診される方が多いです。熱はあったりなかったり、鼻水が出る方は多く、基本的に頭が重い方が多いです。

喉の痛みのきっかけは、PM2.5、花粉の飛散、黄砂の飛来など、さまざまです。アレルギーが起きてのどの粘膜が荒れて、そこにウイルスが入ってきます。それで風邪を引いたら、日中の暑さで体力を奪われ、風邪が治りにくくなります。そういった循環で、今年は花粉と黄砂が多かったからか、風邪で咳が治まらない方が多いですね。日中の暑さは敵です。しっかり涼んで休んでくださいね。

それから風邪のほかに、足が明け方につるとおっしゃる方も多いです。脱水症、熱中症の時に見られる症状ですが、汗と一緒にミネラル分が流れていってしまって、足がつります。筋肉の動きにミネラル、特にマグネシウムや亜鉛が不可欠なのですが、そういったミネラルは現代人は不足しています。なのでちょっとした汗や暑さですぐに足がつってしまうのです。

ミネラルは海に沢山あります。海からとれた塩、海の貝類や海藻類など、しっかりミネラルを含んだものを食べて頂いて、足つり予防に努めてください。

ちなみに、なかよし薬局で販売しております薬草茶(野草茶)にもミネラル分が多いため、そちらもちょっと宣伝がてらおすすめしております。

肥料や水をもらわずに根をしっかり張って育つ野草は大地のミネラルをしっかり含んだ栄養の宝庫です。「日々の薬草茶」是非どうぞ♪