Archive for 日々のつぶやき

秋のゆううつ

なかよしやっきょくさんの写真

秋の始まりですが、どうもじめじめしています。雨が降ったりやんだり。我が家のお洗濯物がなかなか乾きません。
天気が悪いと、朝顔が長く咲いてくれます。お天気だと朝のうちにしぼんでしまうのですが、薄暗くて気温がそこまで高くならない日は、昼前まで咲いています。今年のグリーンカーテンは本当によく茂って、写真のように外からは窓が確認できないくらいになっています。中から見ていると、スズメガの幼虫がもぐもぐと朝顔の葉っぱを食べているのですが、今年は食べつくすのに時間がかかりそうです。毎年食べてもらって、残ったツルをクリスマスリースに利用します。
涼しくなってくるこの時期、少し心に陰りが出てくる季節でもあります。暑い時期は交感神経が興奮していて、意識しない間に、疲れた体にむち打って動けてしまっていたのですが、涼しくなると、副交感神経が顔を出します。副交感神経はリラックスしたときに優位に働く神経なのですが、おなかを元気にして食欲を出させてくれたり、トイレに行くことを思い出させてくれたり、優しい気持ちにしてくれたりします。しかし、困ったことに、体が疲れていたことを思い出させてくれる神経でもあるのです。

  そうなると、夏バテの症状が出て、何をするのもおっくうになったり、元気が無くなったりします。5月病と似ているのでしょうかね。詳しいことはわからないのですが、この時期は少し憂鬱になる時期でもあると思っています。特にこのように秋雨が続く時期は、精神的にもちょっとしんどいですよね。

特にこの夏はとても暑かったので疲れ方が尋常ではありません。ここでうつになってはいけません。脳の中で元気になるホルモン、セロトニンができるように、材料のトリプトファンを含む食べ物(大豆製品、乳製品、穀類)を食べて、日中はできるだけ明るいところで過ごしましょう。そうして、元気ホルモンが作られたら、夜もゆっくり眠れます。

ということで、5月病とよく似た9月病??元気に過ごしましょうね。そして、寒い冬も風邪をひかないように備えましょう。

止まらない咳

なかよしやっきょくさんの写真

北海道での地震、被害にあわれた皆様には心よりお見舞い申し上げます。台風は次々発生しますし、気の休まらない国となってしまいました。そんな折、私事ですが、息子の体育祭を見に行ってきました。当初予定されていた週末が雨だったので平日に行われたのですが、昼休みに応援合戦だけを見に行くことができました。もう高校3年生なのでこれで最後かと思うと寂しいです。しかし、秋空の下で元気に声を出して体を動かす子どもたちを見ていると元気をもらいました。
さて、世の中がずいぶん秋めいて、涼しくなってきました。お布団無しで眠れていたのが、窓を開けて寝ていたりするとお布団からはみ出した足が冷たくなるくらいの気温です。8月末くらいから、風邪を引く患者様が多く、それが長引いているように思います。今年の夏は特に暑かったから、体力の消耗が激しく、いろんな形で体調不良になる時期です。風邪だけではなく、下痢や嘔吐なども突発的に起きているように思います。
長引く風邪ひきの方は特に喉や咳の症状がたくさん出ているように思います。うがいをしたり、トローチをなめたりしていても、どんどんひどくなってしまうようです。咳をし始めると止まらなくなり、横になった時に余計ひどくなり、夜眠れないと訴えられることもあります。咳止めや、喉に良い漢方薬がたくさん出ています。最近よく使われるのは貼薬タイプの咳止めです。胸や二の腕に貼ることができるのですが、薬が皮膚から吸収されて気管支を広げるため、咳が出にくくなります。しかし、心臓がどきどきするなどの副作用も出ることがありますので、気を付けてお使いいただくようにお伝えしています。
 風邪の改善に時間がかかり、咳が連続して出てくるようになることを「咳ぜんそく」と言います。喘息のように「ゼーゼー、ヒューヒュー」と言った音は出ませんのでその違いがありますが、咳ぜんそくも放置していると30%が「喘息」に移行してしまうそうです。そうなっては困りますので、長引く風邪、咳が続くようでしたらちゃんと休んで治してください。風邪の最善の治療薬は風邪薬ではなく睡眠ですので、咳で眠れなくなる前に、体調不良を感じたら必ず睡眠時間を確保して治すようにしてください。
この秋、猛暑だったため、思ったよりも皆さんの体は疲れています。しっかり休んで、風邪を引かないようにお過ごしくださいね。

何を食べたら太る?

なかよしやっきょくさんの写真台風21号の被害にあわれた皆様、心よりお見舞い申し上げます。このところ災害続きです。日ごろの備えをしっかり見直したいところです。
写真は8月31日金曜日に真備の岡田小学校で行いました子ども実験の様子です。8月10日に薗小学校で行ったのと同じ内容で、野菜を使った実験ですが、やはり真備の子どもたちはかわいく素直で、子どもたちの笑顔でこちらが元気になりました。
さて、最近私は被災地にもっぱら青汁を持って行っています。なかよし薬局で仕入れている、岡山の会社、ニューバイオエンタープライズさんのご厚意で格安で仕入れた青汁です。大麦若葉が原料なのですが、それに天然由来のダイエット成分や難消化性デキストリンという食物繊維が入っていて、お通じの改善やダイエット効果が期待できます。「この青汁は美味しいし、お腹の調子がすごくよくなる。ありがとうね。」と言ってくださり、被災地で野菜が食べられない中、お役に立てているようです。
 実は、「避難してから太った」と言われる方が結構いらっしゃいます。なぜなら、避難所や支援物資配布場所に配られる食料は、朝はパン、昼はおにぎり、夜はコンビニのお弁当です。炊き出しがあるときは野菜があったのですが、今は炊き出しも行われていません。野菜が無くて、炭水化物と揚げ物やお肉だけ。お野菜は1日に数十グラムしか、取れてないことが多いように思います。なので野菜ジュースを飲んでおられる方も多いですが、濃縮還元タイプの野菜ジュースの糖分は多く、ビタミンは壊れており、繊維はあまり含まれていません。
 糖分や炭水化物はエネルギー源。揚げ物の油もエネルギー源です。繊維を取らずにそれらを食べてしまうと、急激に細胞の中にエネルギー源が入っていきます。そこですぐに燃焼できなければ、それは脂肪に変わります。
そこで繊維が一緒にあれば、少しずつ細胞に入っていきます。そうすると効率よくエネルギーに変わり、不要なエネルギー源は外に出ていきます。という事は、繊維を食事と一緒に摂ることはダイエットにつながるという事です。
私も財源に限りがありますのでそんなにたくさん青汁を持っていくことはできないのですが、できる限り被災地にはそれを届けようと思っています。
食欲の秋です。ちゃんと繊維を取りながらおいしい食事を続けてくださいね。

それは水虫?

なかよしやっきょくさんの写真

まだ蒸し暑いですが、空だけはすっかり秋めいて夕焼けが綺麗になりました。ここ数日、時々ゲリラ豪雨がありましたが皆様大丈夫でしたしょうか。

私はまだ、被災地の避難所に通っているのですが、写真はその道中で撮ったものです。また、私はお盆明けから薬剤師会の活動にも参加させていただいております。担当地域の避難所のみ、夕方から夜にかけて巡回し、避難されてる方へご体調などについて聞き取り、必要であれば最低限のお薬を手渡します。お話を伺っていると、持病のあるかたの多くが通院が出来ていて、必要な薬は手元にあります。でもいろんな理由で薬剤師のアドバイスや薬の提供が必要な方がいらっしゃるので、まだもう少し活動を続ける予定です。お話を聞いていると、色んな心情が見えてきます。私たちに吐露することで少し楽になればいいなと思います。
そんな中で、水虫に悩む方もいらっしゃいます。特に足の指の間に出てきやすい水虫。痒くなったり、皮がむけたり、膿が出たり。また、足の裏などが広い範囲で白くてカサカサになり、何も感じない人もいますが痒くなる人もいます。

気を付けたいのが爪白癬(白癬とは水虫の事)です。爪を作る組織が壊れていたら爪が白くなるのですが、白癬菌が爪の中に入ってしまうと爪がもろくて分厚くなり、白くなったり紫になったりします。

指の間や足の裏にできる水虫は基本的にぬりぐすりで治ります。一度薬を塗り始めたら必ず3か月くらいは続けましょう。水虫の症状は治まっても菌は胞子を作りますので完全になくなるまで時間がかかります。

爪の中に入ってしまったら、普通の塗り薬では治りません。少し前までは飲み薬でないと治らなかったので、副作用や飲み合わせに注意しながら、強い飲み薬を数か月飲んで、治していました。しかし近頃は特別な塗り薬ができたので、それを毎日塗ることできれいな爪が下から生えてきます。大事なのは爪の根元の爪母細胞(これから爪になる細胞)のあるところにしっかり塗り込むことです。

皆さん、ご自分の爪、大丈夫ですか?手の指の爪にできることもあります。爪白癬は、かゆみなどはないのですが、家族の水虫の感染源になりますので、おかしいなと思ったら、かかりつけのお医者さんに相談してくださいね。

夏の疲れが出るころ

なかよしやっきょくさんの写真

台風接近に伴って、強い風とすごい暑さに見舞われている薬局周辺です。

薬局の東側で育っている朝顔はとても元気で、グリーンカーテンを覆い尽くした後、地面を這うようにして伸びています。水やりをしようとしたらホースの蛇口に綺麗な花を咲かせていたので、写真を撮りました。薬局の草むら(になってしまっているのですが)には、バッタがたくさんいて、写真を撮っているときもピョンピョン周りを飛んでいました。

さて、タイトルの「夏の疲れ」なのですが、猛烈な暑さだった7月から8月上旬。その間、疲れは蓄積していましたが、暑さで交感神経が興奮しているので、実はそこまで疲れを感じないのです。疲れているはずなのに、夜眠れない日が多かったのではないでしょうか。

お盆が明けて、少し涼しい時期があったのですが、その時から今に至るまで、夏バテで受診される患者様がたくさんいらっしゃいました。涼しくなると、交感神経優位だった体が、副交感神経優位に切り替わるタイミングがやってきます。全体的に体を興奮させる交感神経に対して落ち着かせる方向の副交感神経が出てくるわけですが、その切り替わりのタイミングが難しいので、交感神経副交感神経のバランスが取れない時期があります。

ずっと興奮してきたのに、落ち着いてしまうので、我に返って今までたまっていた疲れを感じる、そうすると精神面で疲れてなんだかやる気が出ない。食欲もなくなったり、下痢してしまったり。朝夕の気温の低さ、昼の暑さの温度差で風邪を引いてしまうこともあると思います。夏の疲れ、さらに風邪でお越しの方が多いです。今は特に、喉の不調を訴えられて受診される方が多いように思います。

夏バテ予防には食事やストレッチも良いのですが、一番は睡眠と言われています。昼間太陽の光を浴びて眠りの準備をしたら、暗くなった時によく眠れます。よく眠っている間は副交感神経が、長い時間体を支配して、神経のスイッチを入れ替える中枢の疲れが取れます。副交感神経が優位な間はお腹の動きが活発になって、翌朝の快便につながります。そして朝起きたときに、朝ご飯を食べることで交感神経にスイッチが入って、日中元気に過ごすことができます。こんな時こそよく眠って、行楽、スポーツ、読書、なんでも楽しい秋に備えてくださいね。

野菜のアントシアニン 

なかよしやっきょくさんの写真10日に、避難所になっている小学校で、イベントを行いました。なかよし薬局では、ときどき学童保育などで子どもたちと一緒にお野菜や果物を使った実験をしています。

被災地にはいつも、二日に1度くらいのペースで物資を運んでいますが、物資のほうは少しずつ落ち着いて、あまり頻繁に購入して運ぶことが無くなってきたように思います。

なので、この度はそろそろ心のケアのほうに回りたいなと思いまして、子どもたちの笑顔を増やしたくなりました。それで、校長先生にお願いして実験をさせていただきました。倉敷市の薬剤師会の皆さん、有志のお友達がお手伝いをしてくださいました。子どもたちは一生懸命話を聞いてくれて、実験もばっちり成功させていました。野菜で実験ができることを知って、「ママと一緒におうちでもする」と言ってくれたり、「きれいな色の液を持って帰りたい」と言ってスポイトに入れて持って帰ったり。みんなが「先生!」「先生!」と言ってキラキラした目を見せてくれて、私は幸せでした。
さて、今回実験で使用したお野菜の成分は「アントシアニン」です。アントシアニンは、一番有名なのはブルーベリーかもしれません。「目の疲れにとてもよく効く」と言われているのはご存知でしょうか。アントシアニンはほかにも「老化予防に良い」「コレステロールを下げる」などいろいろの作用が知られています。それを含む植物によって効果は違ってきます。でも基本的な構造から、活性酸素を除去する作用があるように思います。活性酸素は老化をはじめ、様々な病気の根源と言われていますので、アントシアニンを含む食べ物をしっかり食べたいですよね。

アントシアニンは食べ物だと紫いろのものが多いです。ブルーベリーのほかに、紫キャベツ、赤玉ねぎ、赤ジソ、おナス、紫じゃなくて黒いけど黒豆、赤いけどいちご、などなど。色のついたところをゆでると水の中にその色が出てきます。今回の実験では、それを酸性のお酢の中に入れたり、アルカリ性の石けん水に入れたりすると、色が変わるのを確認しました。家にある材料で簡単にでき、て思ったより鮮やかな赤や青などの色に変色しますので、ぜひおうちでやってみてくださいね。

夏の血圧低下。

なかよしやっきょくさんの写真昨日あたりから朝夕涼しくなってきた岡山です。関東から北は動きの読めない台風で激しい風雨に翻弄されているところがあるようですね。お見舞い申し上げます。
写真は薬局の西側の窓で育てているグリーンカーテンのゴーヤです。今年は実が大きくなりません。収穫できても見の大きさは10㎝ほど。写真の雌花は膨らみかけてすぐ黄色くなってしまいました。こうなったらもう実は育たないのです。暑さのせいでしょうか。西日が差すころは暑さが厳しすぎて、熱帯育ちのゴーヤも、大きくなれないようです。
さて、最近血圧の薬が変更になる患者様が増えてきました。なんとなくご存知の方が多いと思いますが、冬は血圧が上がりやすく、夏は血圧が下がりやすい。それは血管の収縮、拡張が関係しています。冬は寒いので体表面の筋肉、血管は収縮して熱を逃がすまいとします。すると細い血管を血液が通りますので、内側から血液が血管壁を押す力(血圧)が高くなります。逆に夏はその必要がなく、熱を外へ逃がさないといけないので、血管は拡張します。そうすると血圧は下がります。
 立ち上がると目の前が暗くなる「立ちくらみ」。それは、頭の血管が開いていて、立ち上がったときに頭の血液が下に落ちてしまうから起きる、貧血に似た症状の一つです。頭には脳があります。脳の血流が悪くなる。すなわち脳の働きが悪くなる。物忘れ、判断力の低下につながる…。意外と低血圧って恐いんですよ。とくに、高齢の方は、脳の機能が低下しやすいので注意が必要です。血管を開くタイプの血圧の薬を飲んでいる方は特に要注意です。
同じ理由で、高齢の方の血糖値についても同様に低血糖に気を付ける必要があります。脳にとって糖類は栄養。それが低下しすぎると脳の機能に支障をきたします。なので、糖尿病を患ってお薬を飲んでおられる方は気を付けてください。
高齢の方の血圧と血糖値の基準値は若い方よりも少し高めに設定されています。75歳以上の方で、ほかの病気のない方は、家庭で測定する血圧を下げる目標値が収縮期血圧145/拡張期血圧85mmHg未満となっています。
血糖値は詳しくここに書ききれないのですが、例えば中等度以上の認知症のある方で、インスリンの注射をしておられる方はHbA1cの目標値が8.5%未満となっています。
このように、血圧や血糖値は下げすぎも気を付けないといけないので、ほどほどの治療を心がけてくださいね。

夏かぜも流行っています

なかよしやっきょくさんの写真暑いですが皆様お元気でお過ごしでしょうか。台風12号、西日本豪雨災害で被害にあわれた皆様にはお見舞い申し上げます。
写真は薬局のグリーンカーテンです。朝顔がずいぶん伸びて、そろそろカーテンらしくなってまいりました。待合室から外を眺めるときに少し涼を感じて頂けるといいなと思います。建物の反対側は、ゴーヤのカーテンが出来つつあります。収穫もできているのですが、あまり大きな実がなりません。暑いからですかね~。
さて、最近夏かぜの患者さんが増えてきました。皆さん、だいたい、喉の痛みを訴えて、その後咳が出ているように思います。エアコンの風に当たって眠ると喉を痛めて咳が出て…という感じだと思います。そういう私自身も風邪を引いてしまっていたのですが、数日、咳に苦しみました。豪雨の後の猛暑で体力が低下しているうえに、エアコンで体が冷え、抵抗力がさらに弱り、ウイルスが体に侵入してしまったのでしょうね。猛暑にいったん風邪を引いてしまうと、暑さでどんどん体力が奪われていくので、回復がとても遅くなります。さらに、暑いからと言ってエアコンに当たりすぎると、その冷えがさらなる悪化を招きます。
 また、被災地の場合は、基本的にすごい量の砂や、ほこりが舞っていますので、粘膜が傷んで、余計にウイルスが侵入しやすい状況になっています。被災地の皆さんは気を付けてください。
夏の風邪の予防対策についてまとめます。被災地ではマスクは必須です。暑いから食欲がなくて栄養が偏りがちです。食べやすい麺類やアイスクリームばかり食べる傾向がありますが、炭水化物や糖質の食べ過ぎは、ビタミンやミネラルの接種が少なくなってしまううえ、体の中のビタミンを破壊し体のバランスをどんどん崩していきます。夏だからこそ、炭水化物は控えて、たんぱく質や野菜類をしっかりとるようにしてください。夜はよく眠るようにしてください。暑くて寝苦しいかもしれませんが、首のあたりに氷枕を入れたり、冷たく感じるシーツなどを使用していただくのもいいでしょう。エアコンも暑い夜は使用していただかないと熱中症になってしまうのですが、風が直接体に当たらないようにしてください。
夏かぜをひいてしまったら、予防と同様に夜は必ずしっかり眠っていただいて、体力を回復してください。食べられるようでしたらたんぱく質も野菜もしっかり食べてください。水分補給も、お忘れなく。

暑さで増える病

なかよしやっきょくさんの写真写真は、真備の避難所で撮影した医療用のトレーラーです。HuMAというNPOの災害人道医療支援会のトレーラーです。
中に、診療所があって、日中の活動から帰ってこられた避難者の皆様が体の不調を訴えて訪れる夜間対応もしてくれていますが、そろそろ撤収の時を迎えています。診療所やドラッグストアや薬局も、復帰しつつあるからです。地元にお金を落とすシステムを作っていかないといけません。真備ではいち早くスーパーが復帰しましたが、食料もきっといつまでも支援を続けるわけにいかないのかもしれません。
被災した方は、この短期間にショックを受けた心で様々な決断をし、前を向いて自立しないといけないことを痛感しました。
さて、以前より、夏に増えてくる体調不良として、便秘、ヘルペス、熱中症などを取り上げてまいりました。水分が体から抜けていくから便秘がふえる。暑さによる疲れで抵抗力が弱まるからヘルペスウイルスが元気になる、それから言わずと知れた熱中症です。ついでに、暑さでもうろうとしているせいか交通事故も増えているので本当に気を付けて運転してください。

この度「増えたなあ」と思ったのは、「膀胱炎」。体の水分が汗などで減るので、排尿の回数が減ります。すると、長時間尿道が洗浄されません。その間、下から大腸菌等の雑菌が増殖して上がってきます。そして膀胱で繁殖。尿の濁り、排尿痛、時に出血も見られます。抗生物質を飲むことで早期に治りますが、若くて元気な人ならお薬を飲まなくてもたくさん水分をとり続けていれば治ります。

普段からしっかり水分をとって何度も排尿していれば、尿道の洗浄になりますので、予防になります。そういった意味でも、熱い時期の水分補給は大切です。

尿がどうしても出にくい人は、カフェインの力を借りてもらってもかまいません。野草茶はカリウムが多いので利尿作用が高く、お勧めです。夏はミネラルの多い野草のお茶、果物ならスイカ、野菜なら90%以上が水分という、キュウリをお勧めします。気象庁の記者会見で、災害級と言われる猛暑、皆様ご自愛ください。
ちなみに、金曜あたりから少しだけ気温が下がり、土曜は雨の予報です。関東地方は台風直撃と言われています。関東の方、ハザードマップ、避難所、確認してくださいっ!

暑すぎる夏、水と塩分摂取のタイミング

なかよしやっきょくさんの写真本当に暑い日が続いていますね。大雨の後は猛暑、お天気に翻弄される今年の夏です。車の温度計が40℃を表示すると、疲れが押し寄せてきます。
写真はやっと実った薬局の裏にあるホオヅキです。かわいいので暑さの疲れを癒されたような気がします。
なかよし薬局では最も被害が大きかった倉敷市真備町の避難所の一つ、薗(その)小学校、それから玉島のボランティアセンターへの医薬品などの物資の供給を行っております。岡山NPOセンターからの依頼によるものです。

連日の報道で、ボランティアで被災地に入られている方々が熱中症で救急搬送される話題が出てきます。ボランティアに行かれる皆さんは水分も塩分もしっかり摂って頑張っておられることとは思うのですが、そのタイミングはどうでしょう。ニュースでも熱中症の話題は事欠きません。小学生が熱中症でお亡くなりになった報道もありましたし、これだけ報道されたら熱中症対策はばっちりなはずなのに…。全然減りません。

 水分、塩分は汗をかく前に摂ってください。汗をかいてから水分と塩分を摂っても、すでに体の水分が減った状態だと、塩分が体の中を回るのに時間がかかってしまいます。大切なのは、水分と塩分を満たした状態で活動することなのです。高血圧の方は塩分を気にして摂らない傾向があるかもしれませんが、活動前だけは特別許して、お味噌汁などの塩分と水分をしっかり摂るようにしてください。それから、35度を超えるような暑い日に活動したら10分に1回休憩と水分塩分補給です。特に湿度が高いと、汗が滝のように流れますから、その都度摂るようにしてください。

 塩分の中に含まれる、ミネラルは筋肉の活動に不可欠です。足りなくなってくると筋肉が思うように動かず、痙攣してしまいます。皆さんの心臓は筋肉で出来ていることをご存知ですか?熱中症で死亡する方は、心筋が思うように動かなくなってしまうからなのです。だから、いかに塩分が大切か心して、必ず塩分濃度を皆さんの体の中でキープしてください。では、しばらく暑さは続きますので、ボランティアに行く方も、仕事をする方も、家事をする方も、くれぐれも倒れないように気を付けて、健やかで楽しい夏をお過ごしくださいね。