薬草茶のワークショップをしました。

薬草茶のワークショップをしました。なかよしやっきょくさんの写真なかよしやっきょくさんの写真なかよしやっきょくさんの写真
温かくなり、雨も降って、そろそろ、お庭や畑の草取りに精を出される季節がやってきたと思います。私も薬局の周りに伸びてくる草を取ろうとするのですが、なかなか進みません。タンポポ、オオバコは薬草になるし、カラスノエンドウも食べられるし、少し前はハコベも持って帰ってお料理したり。スギナやヨモギも薬草・・・。そのように考えると草が生えているところは私にとって畑のようなものです。
さて、写真は、先日てんまや岡山店で行われた薬草茶のワークショップのものです。岡山市の円山というところで、丁寧に暮らす生活を提案する佐野明子さんが開催される、「円山マルシェinてんまや」というイベントの一角で行わせていただきました。私の隣に立っておられるのは美咲町の棚田で薬草になる野草を採取して加工してくださっている後藤さん。それを私がブレンドさせていただいて、「日々の薬草茶」として製造してくださって、ワークショップのお菓子を担当してくださったのが「株式会社いち」の河上さんと木内さん。いち、後藤さん、そして私の3社でワークショップを行いました。いちのからだにやさしいお菓子と、後藤さんが取ってきてくださった山の草花(一輪草、二輪草、萱草など)もテーブルに飾られてとても華やかで優しい雰囲気の中、野草の話を色々とさせていただきました。
薬草になる野草は、その薬効もいろいろと知られていますが、それ以前に、野草には現代の人々に足りないミネラルやビタミンが豊富に含まれていて、それが体に良いのですよと話させていただきました。
飽食の時代と言われていますが、大量生産されるたくさんの食べ物をいくら食べても、それらに必要な栄養素が含まれていなければ、ヒトは健康にはなりません。
強い生命力で大地から栄養を吸い取って成長する野草。そのまま食べられるものは食べていただいてもいいですし、お茶にできるものはお茶にして日々口にしていただくだけで、体の悪いものが外に出て、動きにくかったところが良く動くようになり、組み合わせで体を温めてくれたりと、いいことが沢山あります。
なかよし薬局では「日々の薬草茶」各種約1か月分750円(税込み)で販売していますので、一度お試しくださいね。

黄砂の季節

なかよしやっきょくさんの写真

春の到来を告げる桜も散って、地面に桜の花びらや桜のがくが落下しています。二日ほど前に雨が降って、その時に聞こえてきたカエルの声…。気温が高い状態が続いていて、雨が降ったので冬眠から目覚めたカエルが出てきていたようです。
地面に落ちた桜の花びらの上をぴょんぴょん跳ねる小さなアマガエルを見つけたので、追いかけてみました。まだ動きが鈍くて、簡単に写真が取れました。かわいいですね。
さて、春と言えば黄砂ですね。昨日、空がかすんでいたのに気が付いた方もいらっしゃるかもしれませんが、黄砂が大陸からやってきていました。黄砂はゴビ砂漠やタクラマカン砂漠などから砂が舞い上がり、風に乗って飛んできます。砂塵が起きやすい土壌の状態や風の条件が春に整いやすいので、黄砂は春に飛んでくるのだそうです。特に西日本では、昨日(18日)はのどが痛くなった方が多かったのではないでしょうか。
日本は発生地からかなり距離がありますので砂塵の粒は小さいのですが、モンゴル、中国、韓国ではかなり大きな粒が飛ぶので視界の悪化や堆積物の問題が大きく、経済活動にも影響を与えます。
健康上の問題も含め、いつも悪者にされている黄砂ですが、実は黄砂にはミネラルも含まれているらしく、土壌を肥やす効果があるそうです。また、海に黄砂が落ちるとプランクトンの生育などにも寄与するそうです。なので、これが無くなってしまうと、環境への影響が心配になってしまいます。
また、黄砂が激しく世の中が黄色くかすんだ風景は、古代中国の漢詩にうたわれたり、風景画に取り入れられたり、芸術文化に寄与していることもあります。
とはいえ、やはりこちらは薬局でございますので、健康上の問題についてお話しします。やはり黄砂の発生と呼吸器・循環器疾患、喘息、アレルギーは相関関係があると言われています。花粉と飛んでいる時期が重なりますが、ダブルで吸入するとアレルギー症状が悪化するともいわれています。
花粉症がある方、黄砂に敏感な方は、マスクや眼鏡で対応ですね。いい季節ですが、完全防備で頑張りましょう!

痛風にまつわるエトセトラ

昨日は「花散らし」の雨が降りましたね。しかし開花が遅かった薬局前の桜はまだ健在です。今日は青空の下で元気に咲き誇っています。

春らしいお天気で、下を通るときに落ちてくる花びらを堪能しています。

さて、タイトルにあります「痛風」という病気をご存知でしょうか。痛風は、風が吹いただけで痛むという意味で、激痛を伴う生活習慣病の一つです。

昔は「ぜいたく病」と言われていました。お肉や魚などの食べ過ぎで起きることがあるからです。でも現代は食が豊かですから、ぜいたくしてなくても痛風になります。特に宴会シーズンの今、発作が出るかたが増えるのではないでしょうか?

痛風の原因になるのは、血液の中に増えてくる尿酸。尿酸が増えると関節(特に足の親指)に結晶化し、激痛を引き起こします。尿酸はどこからやってくるかというと、お肉などに含まれる「プリン体」と呼ばれるものです。

「お酒を控えましょう」と伝えると、「お酒(日本酒)は飲まん。焼酎にしとる。大丈夫じゃろ?」と言われる方がいらっしゃいます。また、近頃見かける「プリン体0」のアルコール飲料がありますね。アルコールそのものが尿酸を体にため込みますので、残念ながら、どのアルコール類も飲んだら尿酸値が上がります。「アルコール0」の飲料がおすすめです。

また、プリン体を多く含む食べ物は、お肉の中でも特にレバー類、次にハツ、そして、ささみ、の順です。尿酸値が高い方は、こういった食べ物を控えるようにしましょう。

そして、尿をアルカリ化して尿酸の排泄を促す食品は、ヒジキ・わかめ・昆布などの海藻類、次にしいたけ、大豆、さやいんげん、ホウレンソウ、ゴボウ・・・と続きます。尿をアルカリ化する食品として、野菜が多いですが、野菜といえどもジャガイモ、グレープフルーツなどは意外と効果がありません。

体を酸性にしてしまって、尿酸を体にため込む食品は、卵、豚肉、牛肉などです。

尿酸値を低く保って、痛い思いをしないで済むように頑張りましょうね。

事故やけがが多い季節

なかよしやっきょくさんの写真花壇の中に何か見えます。写真の右下のところに見えるのは、なかよし薬局のキャラクター「ナカ ヨシ男」です。いつも薬局にお通いの患者様が、月に一回のニュースレターに4コマ漫画を見て、板で作ってくださいました。なんとかわいい。本当に上手に作ってくださって、感激です!なかよし薬局は、患者様に愛されて本当に幸せだと思いました。花壇に飾っていますので、お越しの際はぜひご覧になってくださいね。

さて、この時期けがやぎっくり腰の方が増えてまいりました。年度の代わり目で忙しく、うっかりと草刈りをしていて切ってしまった、包丁で指を切ってしまった、起きたら腰が痛くて起き上がれなかった…などなど。皆さん、いろんな移動があるのであわただしくうっかりミスがあったり、お引越しされたりして重いものを運んだりして腰を痛めるのかもしれませんね。

出血をするような傷を負ったとき、傷口からばい菌が入ると化膿して傷の治りが悪くなったり、抵抗力が弱った方だと血液中で、または体内で菌が増えてしまったりすることがあるので、化膿止めが出されます。化膿止めとは抗生物質のことですが、抗生物質の中にはアレルギー(アナフィラキシーショック)を引き起こすことがあるもの、食べ物との相互作用があるもの、ほかの医薬品との相互作用で重篤な副作用が出ることがあるものがあります。ですので、アレルギー体質の方、ほかの薬を飲んでいる方はおっしゃってください。

突発的なけがなどは、かかりつけのお医者さんにかかることができない場合もあると思います。お薬手帳をお持ちになって、受診してくださいね。

また、腰や関節などを痛めたら、基本的に湿布を貼ります。湿布には、温かい湿布と冷たい湿布があるのをご存知でしょうか。

最初の炎症を起こしているときは冷たい湿布を貼ります。そして、症状が落ち着いてきたら、温かい湿布に変えられる場合もあります。急性期は冷やし、慢性期は温める、というのが基本です。しかし夏場は暑いので、ずっと冷たいものを使用いただくことが多いです。

忙しい時期も、お元気でお過ごしくださいね。

インフルエンザがまだ流行中。

なかよしやっきょくさんの写真

写真は駐車場わきに群生しているつくしです。今年はすごくたくさんのつくしが出てきてくれました。皆さんつくしは食べますか?実はつくしも薬草なのです。つくしの親であるスギナは、古くから腰痛の薬草として使われてきました。

つくしもビタミンやミネラルを豊富に含みます。穂が完全に開く前のほうが栄養がたっぷりあるようですが、私は穂が開いたもののほうが苦みがなくて好きです。胞子に栄養が入っているのでしょうね。苦みが大丈夫な方は、穂が開いてない青いものを、苦みが苦手でしたら穂が開いているものを、どうぞ。佃煮にしたり、卵とじにしたり、食べ方は様々。私は袴をとってから、こども受けが一番良い、てんぷらにします。衣を固めにして、スティック状にして軽く塩を振っていただくのが、我が家流です。

さて、気温が上がって、花粉症全盛期であるにもかかわらず、いまだにインフルエンザの患者様がお越しになります。インフルエンザA型。ふつうはこの時期に流行するのはB型なのですが、今シーズンはA型がまだ流行しているようです。高熱が出て、節々が痛いようでしたら、インフルエンザの可能性があります。今のところ、高齢の方よりも30~40代の方が多く、皆様38度くらいの熱が出ていて、頭痛が少しあるような症状が出ておられます。

統計的にB型よりもA型のほうが重症化しやすいです。働き盛りの年代の方々ですので、この年度末の忙しい時に仕事を休まないといけない、というのが一番お辛い様子です。発症してから最低5日間はお休みしないといけないですから、周りの人にかける迷惑や復帰後の仕事量を考えるとなかなか厳しいですね。私は幸い16年ほどインフルエンザにはかかっておりませんが、今休めと言われると本当に困ります。その気持ちをお察しいたします。しかしどうして、まだインフルエンザが流行しているのでしょうか。私の勝手な考えですが、乾燥した空気、PM2.5、今年は多かった花粉、などで粘膜が荒れているところにインフルエンザウイルスが付着して感染しやすい状態になっているのかもしれませんね。まだまだ人混みに出かけるときはお気を付けくださいね。

薬とサプリメントの違い

薬とサプリメントの違い

日に日に薬局の前の桜のつぼみが大きくなり、白っぽくなってきました。開花まであとわずかだなあと感じさせてくれます。
写真は昨夜行いましたカフェセミナーの様子です。街なかのカフェのイベント「Dr.ちづこの ヘルシー講座」の記念すべき第1回目の様子です。初回だったので、数人来てくださったらいいなあと思っていたのですが、16名の方がお集まりくださり、大盛況となりました。年度末のお忙しい中、ご参加くださいました皆様、本当にありがとうございました。
今回のセミナーの内容は、「薬とサプリメントの違い~サプリっていつ飲むの?」というタイトルでしたので、お話しした内容をかいつまんで今回の日記にさせて頂こうと思います。
お薬は厚生労働省の管轄、サプリメントは消費者庁の管轄です。扱う省庁が異なるのです。お薬は治療目的で使用されることが許されていますが、サプリメントは許されていません。サプリメントはあくまで健康維持のためのものなのです。なぜなら、サプリメントは食品に分類されるからです。
お薬はその開発の時、薬として認められるために健康な人や特定の疾患を持つ人に実際飲んでもらって、効果を確認して「お薬」としての許可をもらいます。サプリメントについては、特定の「成分」を含んでいるというだけで、特に何の試験も必要としません。何をどれだけ含んでいるか表示する義務もありませんが、治療目的で使用すること、特定の病気に効果があることを表示するのは禁止されています。
サプリメントにお薬と同じ成分が入っていることがありますが、あくまでそれはサプリメント、食品です。人を使った実験をしていない場合は効果があるという証拠はありません。しかし、薬と同じ成分が薬と同じくらいの量、入っているなら、その薬と同じ効果があるかもしれません。
サプリメントを飲むタイミングですが、お薬と同じで油に溶けやすいものは食後、水に溶けやすいものやアミノ酸類は空腹時、ダイエット系のサプリメントは食前に飲むことが多いです。何も表示がなければ食後に分けてお飲みくださいね。
次回のカフェセミナーは4/18(火) 19:30~21:00 下石井公園向かいの Cafe B-styleにて。セルフメディケーション・セルフメディケーション税制についてお話しします。ぜひご都合のつく方はお越しくださいませ

花粉症デビューされる皆様。

なかよしやっきょくさんの写真もう3月も中旬を迎えました。温かくて上着もいらない日もあれば、今日のように冷たい風の吹く日もある薬局周辺のお天気です。県北のほうでは、昨日は雪が降って交通に影響が出ているところもあるそうですね。
薬局周辺は岡山市の中心部に比べると少し気温が低いため、遅くなっておりましたが、ようやく花壇の水仙が開花しました。可憐な花と良い香りで気持ちを和ませてくれます。薬局は桜並木沿いですが、桜のつぼみもずいぶん大きくなっていて、もうじき、例年通り、仕事をしながらお花見をする季節がやってくることを伝えてくれています♪
さて、少し前にも花粉症についてはお話しいたしましたが、今日は花粉症デビューされる方が多い今シーズン、花粉症になったら気を付けないといけないことを書かせていただこうと思います。
今年の花粉は例年よりも多く、PM2.5の影響もあり、かなり激しいアレルギー症状に見舞われておられる方がいらっしゃるようです。これまでなんともなかったのに、急に透明な鼻水が出るようになった、目が痒くなって涙が出るようになった、そういった声を聴くようなりました。
花粉症に初めてかかる方は、その経験のなさが原因で、自分が風邪を ひいたのだと勘違いされることがあります。そして、風邪薬を飲んで対応します。市販の風邪薬を飲むと症状が改善します。なぜなら、市販の風邪薬には鼻水を止める成分が入っているからです。それで、薬がなくなるとまた症状が出て、まだ風邪が治ってないと思って再び風邪薬を飲む、ということが起こります。
市販の風邪薬を飲むのは構いませんが、風邪薬には不必要な成分もたくさん含まれます。透明な鼻水が出る、熱は出ても微熱程度、咳が出ても空咳、目が痒い、涙が出る、といった症状は花粉症の可能性が高いので、花粉症のアレルギーの薬を飲むようにしましょう。
また、花粉症だと思って治療をしていないと、結局粘膜が荒れてそこからウイルスが入って風邪をひくことがあります。うららかで良い季節がやってきても、それを楽しめずに終わってしまってはもったいないので、怪しいと思ったら早めの対応をお勧めいたします。

終わりの考え方。

なかよしやっきょくさんの写真

  3月3日は桃の節句。女の子の成長を祝う日でした。皆様のおうちではお雛様を飾られましたでしょうか。桃の節句の起源は古来中国の上巳節(3月最初の巳の日に、川で体を清めた後で宴を催すという習わし)が平安時代に日本に伝わったのだそうです。伝わる前から貴族の間で雛遊びがあったそうで、流し雛が行われるようになったとか。段飾りで人形を飾るようになったのは江戸時代からなのだそうです。写真はお粗末ながら私が作ったかまぼこおひな様です。お寿司の上に飾ってみました。
さて、この季節、年度末ということもあり、いろいろな節目で考えることが多い方がたくさんいらっしゃると思います。新しい春を迎えられたことを喜ぶ人、自分の体や家族のことを考える人…。
そんな中で、「終活」を考えている方もいらっしゃるかもしれません。終活とは、「人生の終わりのための活動」で、自分の人生の最期を迎えるにあたっての準備などを言います。自分がいなくなった時に残った家族に迷惑が掛からないように、財産や持ち物の整理、お墓や葬儀のことなど、いろいろと考え行動している方はいらっしゃるでしょう。年配の方だけではなく、若い人でも「エンディングノート」というノートを書く人もいます。エンディングノートには、自分が意識を失ってしまったとき、何かあったときに、誰にどの内容(例えば、保険、貯金、土地などのこと)を連絡するか、大事な書類はどこにしまってあるか、がんの場合は告知してほしいかどうか、延命治療をどうするか、介護についての希望はどうか、最期はどこで迎えたいか、などなど、事細かに項目が書いてあり、本人が意思を周りの人に伝えなくてもノートを見れば大体のことがわかるようになっています。私も家族がありますので、エンディングノートを書いています。いつ何が自分の身に降りかかるかわかりませんものね。SNSやメールの処理まで細かく書いています。
なかよし薬局には「終活」の専門家の 赤川さん(https://www.facebook.com/nihonsyuukatsu/?pnref=lhc)が月に1度、どこかの(大体第2)木曜日に来てくださいます。ハンドトリートメントをしながらいろんな話をし、終活についてわからないことも気軽に聞けます。(終活を理解してもらいたいという熱意で、無料でしてくださいます)
お立ち寄りいただける方は、ぜひ、一度、なかよし薬局にお問い合わせくださいね。

花粉症の薬、どんな風に使っていますか?

なかよしやっきょくさんの写真

2月26日(日)は、東京は東京マラソンでにぎわっていましたが、こちら岡山ではそうじゃ吉備路マラソン大会が開催されました。岡山市のお隣の総社市で、行われる大きなイベントで、2万人のランナーが吉備路を駆け抜けました。私は(一社)岡山県薬剤師会の活動として、そこでお薬相談、アンチ・ドーピング相談ブースを設けさせていただいたのですが、その際に沢山のランナーの皆さんにお立ち寄りいただき、ドーピングにかかる一般のお薬の展示、ドーピングの副作用やうっかりドーピングに関するポスター展示を見ていただくことができました。もちろんドーピングに関する相談もいただきましたよ。
フェアプレーはとても大事、それが分かっていても知らないうちに禁止物質を飲んでいることがあるので、それについてもたくさんの方に理解してもらえたと思います。
さて、花粉症全盛期ですね。PM2.5も混ざっていますので症状はとてもつらそうです。アレルギーのお薬をもらって帰られる方がどんどん増えてまいりました。マラソン大会にも花粉症に苦しみながら参加されている方もいらっしゃいましたが、日本人の3人に一人は花粉症なのだそうですね。
花粉症の薬って症状のつらい時だけ飲んでいますか?
近頃良く処方されるのは、飲み薬と点鼻の薬。点鼻の薬というのは鼻の中にシュッとスプレーする薬になります。
飲み薬は基本的に症状が出る前から継続的に使用するのが効果的と言われています。それにプラスしてすごく症状がひどい時に飲む頓服のお薬が出されることがあります。また、点鼻の薬はみなさんのイメージとしては、鼻の調子が悪い時だけ使用するものというのが強いようです。
でも点鼻の薬も実は毎日の継続的な使用をするものが増えてきました。日ごろから抗原に対して過敏になっている鼻粘膜の状態を落ち着いた状態に戻しておく働きがあります。こういうタイプの薬は調子が悪い時だけ服薬しても改善しませんので、決まった時間に毎日使用してください。
アレルギー反応がいったん起こるとほかの抗原にも過敏になりやすくなりますので、お薬を使って治療するときは、完全に落ち着くまで頑張って続けましょうね。

市販のお薬などを買って、体調不良をケアすること。

なかよしやっきょくさんの写真 冬の晴れた日は、空気が澄んでいて、夕焼けや夜景がきれいに見えます。写真は岡山駅前で、信号待ちの時に撮った写真です。路面電車の送電線の桃の飾りが夕焼け空に映えて綺麗に見えました。少し日が長くなってまいりましたので、薬局の仕事を終えてから出かけても空がきれいに見えることがしばしばあり、嬉しい時期になりました。
さて、タイトルにありますとおり、病院に行かずに、薬局などで買ったお薬を使用して、軽い体調不良、例えば、風邪やアレルギーやけが、などを治すことについて今回はお話ししたいと思います。
「セルフメディケーション」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。セルフは自分の事、メディケーションとは手当の事です。WHOでは「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と定義しています。
医療費の高騰を抑えるため、近頃はセルフメディケーションが注目されています。
みなさま、ご自分で少し風邪を引いたな、おかしいなと思った時に、すぐに病院に行きますか?おうちのお薬で対応しますか?ちょっとしたケガなら、絆創膏で対応しますか
その判断はとても難しいと思います。その難しい判断をするためには、ご自分の体の事をよくわかっておくことが大切だと思います。また、何でも相談できる薬剤師を一人決めておくこともよいでしょう。近頃、なかよし薬局に市販薬の事で相談に来て下さる方が増えてきました。たとえば、「私は緑内障があるのだけれど、風邪を引いたとき、これを飲んでもいいだろうか?」とか、「病院でもらっている薬を飲んでいるけど、この漢方薬を購入して飲んでもいいだろうか?」など聞いてくださいます。この薬局を頼ってきてくれているんだなあと、私としてはとてもうれしく思うのですが、割とみなさん恥ずかしがって何も聞かれずにお薬を購入されている方が多いのではないかと思います。話しやすい薬剤師を一人決めて、お薬や医療用具、衛生用品を購入されることをお勧めいたします。まずは健康維持に努めて、病院に行かなくても、ご自分で治せるものは、治していく時代です。なかよし薬局でも随時相談は受け付けておりますので、ご遠慮なくお知らせください。